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久しぶりにプロレス観戦記です。
めちゃくちゃ長いです。
尚、観戦記は、全てのレスラーに敬意を表し、
登場の際は敬称略で書かせていただきます。


決勝、全五日興行のファイナル。

後楽園ホール観にいきました。
歴史的にも最高級な興行だったと思います。
めちゃくちゃ熱かった!!!!!

第一試合から佐々木健介がでてくるというので、
すでに会場の熱気がとんでもないことに。

普通なら第一試合は若手を置くところですが、
第二から第五までが公式リーグ戦のため。

第一試合 六人タッグ 
T28 カズ・ハヤシ 太陽ケア 対 山口竜志 中嶋勝彦 佐々木健介

脅威の二十歳、中嶋勝彦が急角度のえげつないジャーマンでピン。
おそらくノアの最強タッグでヘビー級レスラーとばかりやっているので、
T28クラスの軽量級の相手に投げる感覚を忘れているんでしょう。
決まった瞬間、会場が凍りつきました。

第二試合 
西村修 対 鈴木みのる

勝てば決勝の望みある鈴木みのるに対し
勝っても決勝にいけない西村。
こういう試合が組まれるときに、
西村という駒はとてもおもしろいかき回しができるレスラー。
短時間できめにきたみのるに対し、3分で丸め込み勝ち。
これができるのも、第一試合で客席があたたまっているから。

第三試合 
諏訪魔 対 ジョー・ドーリング

昨年10月の代々木のシングルで、
同カード一気に飛躍のきっかけとなったジョーとの久しぶりのシングル。
ジョーはそのままの勢いで最強タッグを制し、
一気にトップレスラーの仲間入りをした感があります。
一方の踏み台にされた諏訪魔は今年の一月にベビーターンを果たし、
まだ結果を残せていないものの、もともと将来を嘱望されていたレスラー。
今回のカーニバルでは両者同点の勝ち点4で決勝日を向かえ、
第二試合の結果を受け、勝った方が決勝へ。
大技に継ぐ大技でカウントを奪いにいったジョーだったが、
最後耐えに耐えた諏訪魔のアンクルホールドにタップアウト。
代々木の雪辱を果たし、結果諏訪魔がBブロック決勝へ。

第四試合
武藤敬司 対 川田利明

新体制となった全日本をずっと支え続けてきたドル箱カード。
もちろん、歴史をたどれば夢のカードです。
しばらく全日本を離れてしまっていた私にしてみたら
本当によだれが出るほど嬉しい対決です。
試合は決勝のスタミナを温存するべく武藤が
短期決戦にもちこむ。
序盤からシャイニングウィザード、足四の字等、
ヒザを使った攻めを展開。
しかし、相手はデンジャラスK。
打撃には一日の長ありといったところでしょうか?
痛めた足で顔面蹴りで10分強でスリーカウント。
この時点で、次の試合いかんによっては四つ巴の可能性も残す星取り状況。

第五試合
小島聡 対 棚橋弘至(新日本プロレス)

おそらく小島新日本在籍のころ、本当に若手だったであろう棚橋とのシングル。
それが、歴史ある全日本のチャンピォンカーニバルで実現するなんて!!
正直にいって、棚橋、認めてませんでした。
すくなくとも去年のG1まで。
マイクにも試合運びにも感情移入ができないのです。
会社が押し上げたトップ!といった感じがミエミエで。
それが、見違えるほどプロフェッショナルなレスラーに成長したところを
まじまじと今回見せ付けられました。
私が観にいったのはこの最終日しかありませんが、
GAORAの放送をみるにしても、棚橋のブーイングの集まり方は
尋常じゃありません。
歓声とブーイングが混ざってそのどちらも圧倒的に他の選手より多いのです。
その鍵は「ちゃらい」という、今までの日本プロレスではなかったキーワード。
髪は金髪に染め、肩口まで伸ばし、おそらくエクステであろう銀髪を混じらせています。
そして、自分に酔いしれるポーズでファンのブーイングをあび、
そのブーイングに酔いしれる。またファンはブーイングを飛ばす。
猪木イズムというところからはあまり生まれる余地のないキャラ作りでありながら、
正統的な新日本らしいレスリングムーブを繰り出す。
ショーマンとして素晴らしい完成度です。
半年で印象ってこんなに変わるんだ~
化けるってこういうことか~ってしきりに感心。
初日からの連戦でラリアットを打つ右腕の疲労が限界まで達していたであろう
小島聡は、新日本の看板を背負ってきた若武者を止めることはできませんでした。
結果、決勝は諏訪魔対棚橋!おそらく初のシングルでしょう。


休憩明け第六試合
征矢学・真田聖也 対 平井信和・荒谷望誉

普通なら第一試合な若手対ベテランのタッグマッチ。
これがここに組まれていたのも、
決勝戦にむけて体力を取り戻すための配慮であり、
また休憩明けというざわついたところを一試合抑えるための配慮でしょう。
真田が平井をドラゴンスープレックスで意外とあっさりピン。

第七試合
土方隆司・KAI・大和 対 シルバーキング・近藤修司・TARU

ベビーとヒールの典型的な六人タッグの試合。
ジュニアのチャンピォン、シルバーキングに挑戦が決まっている土方
絶対に負けたくはないところだったのに、シルバーキングから直接フォールを取られる。
タイトルマッチ前に本人がフォール負けというのは
あまりいい印象がないでしょう。
本気で悔しそうでした。

第八試合 チャンピォンカーニバル決勝
諏訪魔 対 棚橋弘至

普通なら全日本を代表している以上、あきらかに外敵となる棚橋は
圧倒的に不利な環境でもおかしくないのに、
なぜか声援は6:4で棚橋??
これが、地上波で放送をされ続けている新日本のトップと
CSのみの放送でしかもタイトル経験のない若手の対決というところなのか?
おそらく今回の興行、おもしろくしたのは棚橋の影響がかなり大きいでしょう。
そして、後楽園ホールのお客様を操るのが実に上手い棚橋。
相手を場外で攻撃して寝かせているところに一人リングにもどりポーズを決めたり。
試合も本当にいい試合で、諏訪魔のよさが棚橋に引き出されたといった感がありました。
これが日本のプロレスだ!!
プロレスファンでよかった!!
此処まで書いているので結果も書きますが、
諏訪魔、棚橋を下し初のカーニバル制覇。
「自分があこがれて入門した全日本プロレスで
結果をだせてよかったです。次は三冠に挑みます!!」
く~~~~~~~~~~~!!ないちゃったよ(爆)
試合後に花道でファンにもみくちゃにされながら控え室に引き揚げる勝者。
今もっともリングで光り輝いている一等星の棚橋よりも光り輝いた瞬間でした。

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